1つのMicrosoftアカウントで複数のOfficeを管理する方法
パッケージ版のOffice 2016に付いているプロダクトキーは、Microsoft アカウントに紐づける時に必要です。紐づけが完了するとマイアカウントページに製品名が出てきますが、使ったプロダクトキーの情報はページ上には出てきません。
そのため、1つのアカウントに複数のOfficeを購入・登録した場合、マイアカウントのページに登録本数分、列記されますが、どのプロダクトキーのものかが表示されないのでどのOfficeの項目からインストールしてよいのかがわかりません。
例えば、社内でインストールする複数のOffice(Excel,Word,PowerPoint)を1つのMicrosoftアカウントに紐付けしました。すると、同じ複数の製品が関連付けられ、どのプロダクトキーを使ったかを分からなくなります。
最初の1台のインストールはうまくいっても、再インストールが必要になった時にどのボタンを使ってどの PC にインストールしたのかわからないのです。 1つのプロタクトキーを2台以上インストールすると「インストール台数上限に足しました」とエラーがでてインストールできなくなります。
そこで、誤って、1つのアカウントに複数のOffice プロダクトキーを関連してしまった場合の管理方法は、「インストール用プロタクトキー」で確認する方法です。
「インストール用プロタクトキー」は、マイクロソフトアカウントから「プロタクトキーの表示」をクリックすると表示されます。そのプロタクトキーをメモして控えます。
Microsoft アカウントの一部を表示する
次に、「ディスクに書き込む」というページの中で「インストールディスク」用の img ファイルもダウンロードできます。 ダウンロードした img ファイルを右クリックして「ディスクイメージの書き込み」で DVD に焼くことができます。
作った「インストールディスク」でインストールをすると、途中で「ディスク用プロダクトキー」を求められます。ここで、インストール用プロタクトキーを入力することでOfficeプロタクトキーを管理できます。
また、この「ディスク用プロダクトキー」はインストール後でもプロダクトキーの一部を確認することができます。コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると、プロダクトキーの下5桁が確認できます。