Microsoft 365 と パッケージ版 Office 2019 の課金方法の違いや価格比較

高額のOffice 2019をMicrosoft 365サブスクリプション版で手軽な値段で使える方法と格安価格で購入する情報を載せています。

Office 2019をレビュー!使い心地は?Office 2016と比較してみた!

現在、買い切り型Officeの最新版は、Office 2019です。前バージョンのOffice 2016との違いを紹介します。「Office 2019とOffice 2016のどちらを選ぶべきかですか?」と悩んでいる方必見です。

Office 2019 と Office 2016の比較

Office 2019 VS Office 2016

 

ここ3年間に、Office 365 サブスクリプション版の Office に加えられた機能追加のほとんどが盛り込まれているOffice 2019 や現在も市販されている前バージョンのOffice 2016。 どちらも買い切り型の永続ライセンスです。

では、Office 2019とOffice 2016のどちらを選ぶべきですか?

今回はOffice 2019とOffice 2016の違いを対応OS、サポート期間、Word、ExcelPowerPointなどで比較しながら、Office 2019の魅力をご紹介しますので、どちらのバージョンが自分の使い方に合っているか、ぜひ比べてみてくださいね。

Office 2019 と Office 2016を比較してみよう!

Office 2019 とOffice 2016にどのような違いがあるのか、まずはサポート期間を比較してみましょう。

サポート終了期間は同じ

Office 2019 のサポート終了期限は Office 2016 のサポート終了期限と全く同じ2025年10月14日までです。

Office 2019とOffice 2016のサポート期間比較表
Officeバージョン ライフサイクル
の開始日
メインストリーム
サポートの終了日
延長サポート
の終了日
Office 2016 2015/09/22 2020/10/13 2025/10/14
Office 2019 2018/09/24 2023/10/10 2025/10/14

買い切り型のOfficeは、永続ライセンスといっても、サポート期間があります。1回購入すると永久に使えるということではありません。

これまでの永続ライセンスのMicrosoft Officeでは、機能改善なども含めて実施されるメインストリームサポートが発売から5年間提供され、その後はセュリティパッチのみの延長サポートが5年間提供されてきました。

サポート期間が終了したOffice を利用続けると、セキュリティ上、非常に危険な状態になります。

それで、Office 2016は、2015年09月22日から発売されて2025年10月14日でサポートが終了します。合計10年間利用できます。

しかし、Office2019ではメインストリームサポートの5年間は不変ながら、延長サポートの期間が5年から2年に3年も短縮されます。 この措置により、Office2019のサポート期間は合計7年となり、Office2016と同時に終了することになります。

対応OSの比較

次にOfficeの対応OSを比較してみます。

Office 2019とOffice 2016の対応OSの比較表
Officeバージョン Windows OS Mac OS
Office 2016 Windows 10、Windows 8.1Windows 8
Windows 7
Mac OS X バージョン 10.10 以降
Office 2019 Windows 10 mac OSの直近3つのバージョン

Office 2019の対応Windows OSはWindows 10のみです。対応Mac OSは、最新バージョンと、2つ前までのバージョンです。現在は、 10.12以降対応します。(macOS 10.14 Mojave、macOS 10.13 High SierramacOS 10.12 Sierra

それに対して、Office 2016の対応Windows OSは、Windows 10、Windows 8.1Windows 8Windows 7です。対応Mac OSは、10.10 以降です。

今までWindows 7を利用している方が多いのでOffice 2016を購入する方もいるでしょう。

とはいえ、Windows 7のサポートは、2020年1月に終了しますので、できるだけ速いタイミングでWindows 10に乗り換えておくことお勧めします。

Office アプリの機能を比較する

Office アプリについて改善機能を比較してみましょう。

Word、ExcelPowerPointでの共通機能比較

Office 2019とOffice 2016の機能比較表
Word、ExcelPowerPointでの共通機能 Office 2019 Office 2016
アイコンと SVG を追加する ×
3D モデルを挿入する ×
Microsoft Translator ×

Office 2019のWord、ExcelPowerPointでは、モーション グラフィックス、翻訳、3D モデルの挿入機能が共通に使えます。

アイコンと SVG を追加する機能により、ドキュメント、ワークシート、プレゼンテーションに視覚的な効果を追加できます。

3D モデルを使用すれば、視覚的効果を高め、ウリジナルなドキュメントを作成することができます。

Microsoft Translator を使用して単語、語句、テキストを別の言語に翻訳できます。

これら以外にもWord 2019、Excel 2019、PowerPoint 2019ではそれぞれの新機能が追加されています。

Excelの機能比較

Excel 2019とExcel 2016の機能比較表
Excel 機能 Office 2019 Office 2016
新しい関数 ×
新しいグラフ ×
ビジュアルの強化 ×
インク機能の強化 ×
アクセシビリティ機能の向上 ×
共有がより簡単に ×
全般的な改善 ×
ピボットテーブルの機能拡張 ×
Power Pivot の更新 ×
Power BI への公開 ×
取得と変換 (Power Query) ×

CONCAT関数の使い方

IFS 関数の使い方

Wordの機能比較

Word 2019とWord 2016の機能比較表
Word 機能 Office 2019 Office 2016
他のユーザーの変更をリアルタイムで表示する ×
言語の壁を取り除く ×
読みやすさを向上させる ×
デジタル ペンを使用した描画と書き込み ×
数式で LaTeX 構文を使用する ×
アイコンと SVG を追加する ×
3D 画像を使用してすべての角度を取得する ×
ワン クリックでアクセシビリティの問題を解決する ×
音声をキューにする ×
ページを一度に並べて表示する ×

PowerPointの機能比較

PowerPoint 2019とPowerPoint 2016の機能比較表
PowerPoint 機能 Office 2019 Office 2016
PowerPoint のズーム機能 ×
テキスト用蛍光ペン ×
視覚的なインパクトを高めるベクター グラフィックス ×
SVG アイコンの図形への変換 ×
3D モデルの挿入であらゆる角度からの表示が可能に ×
背景の削除がより簡単に ×
4K にエクスポート ×
記録機能 ×
カスタマイズ可能なポータブル ペン セット ×
直線を描画するための直線定規 ×
じょうごグラフと 2D マップ グラフ ×
デジタル ペンを使用してスライド ショーを実行する ×

上記のOffice 2019で追加されている新機能はOffice 2016の発売後に、Office 365 にアップデートされていた機能です。

つまり、Office 2016 では無かった機能が、Office 2019 で追加されている。そのため、機能面ではOffice 2019が優れています。

気になる価格を比較

Office 2019とOffice 2016 は買い切り型です。両者の購入方法は同じです。一括払いでライセンスを購入します。

Office 2019の発売予定日が発表されていた時点で価格はOffice 2016より10%高くなるとニュースがありました。現在その実際の価格を比較してみます。

分かりやすくするために、Office 2019とOffice 2016のOffice Home & Business、Office Personal 、Office Professional の価格を表にして比較してみます。

Office 2019とOffice 2016の価格比較表
Officeバージョン Office 2019価格(税込) Office 2016価格(税込)
Office Personal 32,184円 32,184円
Office Home & Business 37,584円 37,584円
Office Professional 64,584円 64,584円
Office Home & Student for Mac 25,704円 25,704円
Office Home & Business for Mac × 37,584円

上記の表によれば、価格には変更ありません。各対応プランの値段が同じです。

Office Home & Business 2019では、少しい変更点があります。Office 2016バージョンのOffice Home & Business for Mac 2016製品はMac 2台向け製品です。 Office Home & Business 2016製品はWindows 2台でインストールできます。しかし、Office 2019からはOffice Home & Business 2019製品は2台のMacまたはWindows対応となりました。 そのため、Office Home & Business 2019 for Macという製品がありません。

インストール形式について

Office 2019のインストール形式はクイック実行版 (Click-to-Run/C2R) のみで、MSIでは提供されません。

ただし、Office 2016 には、クイック実行版 (Click-to-Run/C2R) と従来からの MSI 版の 2 つのインストール形式があります。

最新版のOffice 2019をおトクに使う方法!

以上、Office 2019とOffice 2016について比較してみました。

Office 2019 はサポート期間が従来より短縮されたため、Office 2019とOffice 2016 の延長サポート終了は、同じ2025年10月14日となりました。

しかし、Office 2019にはサポート期間のメリットがなかっでもOffice 2019 に追加された新機能が沢山あり、Office 2016 より機能面で優れています。

さらに、価格も変わりませんので、Office 2019 を購入するとメリットが多いです。

でも、新しいOffice 2019が欲しいけど、Office 2019の価格が割高だから…とお悩みの方も多いのでは?

実はOffice 2019ならMicrosoft Office Home and Student 2019 という1台のWindowsパソコンでインストールできる製品があります。

Office 2019の購入を検討中の方は、Microsoft Office Home and Student 2019をゲットしませんか?

ぜひチェックしてみてくださいね。